先週、鎌倉に散歩に行ってきました。といっても我が家のことですから、食べることばかりで写真だけ見たらどこに行ったのかわからない感じです。
スタートは朝食喜心 kamakura で朝ごはんをいただきました。土鍋で炊いたご飯がいただけるお店です。メニューの案内の時に、朝ごはんに合う日本酒もありますよ、という声がけがあり、なんだかいいお店な予感。
まずは向付から。この日は冬瓜の煮物でした。すっごくやさしいお味で、柚子の香りがふんわり。
ご飯茶碗はカウンターにいくつも並べてくれて好きなものを選べます。食べる前から楽しい感じ。ご飯が炊けると煮えばな(蒸らす前のもの)を少しお味見させてくれます。
この時はまだちょっと固め。
汁物は3種類の中から選べます。私はちょっと変わり種の海鮮和風トマト汁にしました。写真だとわかりづらいのですがおお振りのお椀に入っていて、ボリュームがあります。おっとは建長寺のレシピで作ったというけんちん汁を選んだのですがなんと実家で食べていた懐かしの味だったそう。千枚漬けと蕪の葉のお漬物と昆布の佃煮は確か手作りだとか。
蒸らし後のごはんは、私好みな感じ。
と思ったら、こちらのお店では炊きあがり後も極々弱火で加熱しつづけるそうで、まだ変化しますよとのこと。少しずつよそっていただけるので、何度もお代わりしちゃいました。お魚は鮭の味噌漬け。杉板に包んで炭火で焼いたものです。付け合わせのみかんは絞ってもデザートがわりでも、とのことだったので途中から鮭に絞っていただいたら、それもまたいい感じ。
コースとは別にご飯のお供がいろいろ頼めるのですがこのあといただいた梅干しがおっとの好みにヒット!昔ながらのしょっぱめのもので、赤紫蘇もなしのシンプルなものです。購入したいなーと思ったら、自家製であまり数がないそうで残念。でも、季節になったら梅干し作りのワークショップを開催するそうなので先の楽しみもできました。
最後におこげにカマルグの塩をかけたものでシメ。食べることに夢中で写真とってなかった。おこげつきのご飯を想像してたらパリパリの部分だけをこそげ取ったものでした。おやつにたくさんつまみたいおいしさ!
朝食となってますが、女性ならお昼でも十分な感じです。どれも美味しかったし、お店の雰囲気や接客もよくて再訪したくなるお店でした。
なんだか長くなってしまったので、続きはまた。
おっととつまのささやかな記録
by kokonteiimasuke